第19回:腹帯は着けたほうがいいの?

  • facebook
  • twitter

助産師が答える妊婦Q&A

mroom_ttl1.jpg

Q.もうすぐ妊娠4カ月になります。母が腹帯を着けたほうが良いので、神社に"帯祝い"に行こうと誘われています。腹帯はしたほうがいいのでしょうか。

A.お母様はあなたの妊娠をお喜びになられて、ご安産を心から願っておられるのでしょう。
日本では古くから、妊娠5ヶ月に入った犬の日に、妊婦のお腹にサラシ(腹帯)を巻く習慣があります。「戌の日」になぜ腹帯をつけるのかと言うと、日本では犬はお産が軽いと知られており、犬を安産の守り神としてきたからです。

授かった子どもが安産で健康に生まれてこられる様に、戌の日に神社で祈祷をしていただき、祈祷された帯を巻いて安産祈願をするのが"帯祝い"の行事です。両家の皆さんがご安産を願っておられることでしょう。神社にお参りの後、身内で集りお食事をしたりするのも良い機会となりますね。

腹帯の効果などを下記にお伝えいたしましょう。


*腹帯の効果
・お腹の冷え予防

妊娠中は腰まわりや下半身が、比較的冷えている場合が少なくありません。冷えることは母体に、ひいては胎児にとっても好ましくありませんので、腹帯を巻いて腹部の冷えを緩和しましょう。

・お腹を支える

妊娠後期になってくると、お腹が胎児の発育と共に徐々に大きくなります。腹帯をつける事によって、大きくなったお腹が支えられ、骨盤が安定しやすく体のバランスが取りやすくなります。

・腹部の保護

外部からのお腹や胎児に与えられる衝撃を緩和する役目を果たします。


*誰でも着けないといけないか
・腹帯を着けていて、お腹を支えている方が快適と感じる人は着けると良いでしょう。

・腹帯を着けていると苦しかったり、不快と感じる人は着けなくても構いません。

・運動時は外し、夜も外した方が快適であれば、外すとよいでしょう。


*種類と特徴
腹帯はさらし(岩田帯)の他、いろいろな種類の腹帯が販売されています。お腹の成長に合わせられるもので、自分のライフスタイルや好みに合ったものを着けられたらいいと思います。

・サラシタイプ
吸湿性、通気性がよく安価。巻いたり解いたりが面倒という人もいますが、慣れると比較的簡単です。巻き終わりに伸縮性のある素材のついたものやマジックテープが付いた便利なものも市販されています。巻き方が分からない場合は、助産師に聞いてください。

・腹巻タイプ
着脱が簡単であるが、動いていると上がってしまう場合がある。素材によっては、分厚くて季節によっては蒸れます。

・ベルトタイプ
お腹の大きさに合わせて調節でき、腰への支えがしっかりできます。

・ガードルタイプ
着脱が楽で下腹部を支えられます。太ももやお腹がきつくないような大きさのもので、蒸れない素材でできたものを選びましょう。

無料会員登録

  • 妊娠したら、すぐ買うセット
  • 出産準備セット