妊娠期間のマイナートラブルを乗り越えよう②妊娠中期のマイナートラブル:腰痛・肩こりなど

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妊娠と身体・健康

◎ほんの少しの心がけでマイナートラブルが軽くなる!

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マイナートラブルに悩まされて、妊娠生活が憂うつになってしまうマタニティママも多いですよね。おなかが大きくなり始めると、腰痛や頭痛など痛みを伴うトラブルも起こりやすくなります。身体の負担を軽くするためには、日ごろのケアや心がけが大切! ここでは妊娠中期に発生するマイナートラブルと、その解消方法をご紹介します。

◎マタニティママの悩みNo.1、「腰痛」を緩和しよう

おなかが大きくなると、身体のバランスをとるために重心が前に移動します。そのため、腰の筋肉に負担がかかり、腰痛になってしまうのです。また、妊娠初期からホルモンの作用により、骨盤や背骨の関節、靭帯が緩み、骨盤が不安定になることで、腰や背中の負担が増えるのも腰痛の原因といえるでしょう。

妊娠中の腰痛は、腰の筋肉を緩めるエクササイズを行ったり、腰に負担をかけない座り方を意識したりすることで、かなり楽になります。外出時には、妊婦帯やマタニティガードルなど、背中と骨盤をサポートしてくれるアイテムを使用するのがおすすめです。椅子に座るときは、浅く座ると背中が曲がって腰に負担がかかります。背筋をまっすぐ伸ばして深く腰かけて負担を少しでも軽くして。ツボを押して血行を促進するのも◎。ただし、立ったままでは身体に負担がかかるため、必ず座って行いましょう。

<血行を促進するツボ>
「委中(いちゅう)」は、膝関節の裏側にあるツボです。ひざを曲げたときに、ひざの裏側にできる大きなシワの中央に位置します。このツボを強く刺激して、ひざから下の血行を促進することで、体中の血行が促されます。

◎集中力をそぐ頭痛や肩こりは、ツボ押しで解消!

妊娠初期から後期まで、頭痛に悩まされるマタニティママは多いようです。妊娠初期は、妊娠したことへの緊張感とつわりが原因。中期から後期にかけては、お産に対する不安やストレスが主な原因です。頭痛を感じても、市販薬を安易に飲むのはNG! 妊娠中でも使用できる鎮痛剤があるので、ひどい場合は担当医に相談して処方してもらいましょう。また、頭痛を感じたときは、パパにツボを押してもらうのも効果的です。そうすることで気持ちが落ち着き、疲れやストレスもやわらぎますよ。

<頭痛に効くツボ>
「風池(ふうち)」は、後頭部の首の付け根、後頭骨の下のくぼみから2~3cmほどの左右、髪の生え際よりも少し上に位置します。肩こりや視力回復、脳の活性化にも効果的なツボです。

乳房が大きくなったり、体重が増して姿勢が変化したりすると、肩こりが起こりやすくなります。肩甲骨まわりの筋肉を伸縮させるエクササイズやツボ押し、湿布薬を貼ることで解消できます。肩こりが頭痛を招いていることもあるので、日ごろのケアを大切にしたいですね。

<肩こりに効くツボ>
「肩井(けんせい)」は、首のつけ根と肩の先のちょうど中間にあり、押すと重い痛みを感じるツボです。 首や肩のこり、寝違え、目、耳、歯痛、頭痛などに効果があり、全身の血行がよくなるので冷え症にも効果があります。

◎妊娠初期と後期におりものの量が増える

おりものは、妊娠初期に一度増え、お産が近づくと再び増えます。これは、妊娠によってホルモンの状態が変わるのが原因です。おりものの量が増えると不快に感じますが、かゆみや色、においなどに特に変化がなければ、生理的な増加なので特に心配はありません。綿100%の通気性のいい下着を身につける、下着が汚れたらすぐに取りかえるなど、こまめなケアで不快感をなくしましょう。仕事をしているママは、下着を変えるのが難しい場合もありますよね。おりもの専用のナプキンを使用してもかまいませんが、汚れたら頻繁に交換することを心がけましょう。

もしも、かゆみや異臭を感じる場合は、トラブルの証拠です。カンジダ膣炎などにかかっている可能性があるため、担当医に相談をして適切なケアを受けましょう。

◎乳頭・乳輪の黒ずみは、赤ちゃんにミルクを与えるための大事な変化

妊娠すると、皮膚のシミやソバカスが増えたり、乳輪やわきの下、外陰部などが黒ずみやすくなります。これは、皮膚の色素細胞がホルモンに刺激されて、メラニン色素が増えることが原因です。シミやソバカスが増えるのは、女性としては気になるところ。けれども、メラニン色素の沈着には、赤ちゃんの授乳にそなえるためという理由があるのです。

赤ちゃんがおっぱいを吸う力はとても強いので、もしも乳輪や乳首の皮膚が妊娠前と同じ状態だったら、授乳のときに強い痛みを感じますよね。それだけでなく、たちまち皮膚が裂けて傷だらけになってしまいます。メラニン色素の沈着は、母体と赤ちゃんの健康を守るために必要な変化。授乳期間が終われば、少しずつ元の色に戻るので、しばらくの間は割り切って過ごしましょう。