目やに、耳だれ、肌トラブルは、「清潔と保湿」、早めの受診で

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赤ちゃんの身体・健康

N8_145408137_XS.jpg目やにや耳だれ、そしてお肌のさまざまなトラブルも、赤ちゃんにつきものといってもいいでしょう。
いずれも原因によってケアが違うことがあるので、家庭でのケアを行い、症状があれば早めに病院で診てもらうと安心です。

◎目やに、耳だれの原因とケア

〈目やに〉
新生児期にみられるひどい目やには、先天性鼻涙管閉塞の疑いがあるほか、結膜炎、逆さまつ毛、湿疹なども原因に。
乳幼児期の目のトラブルは、視力にも影響が出る場合があるので、早めに受診しましょう

目やにがあるときは、「目尻から目頭へ」と拭いてあげてください。
逆方向に拭くと、汚れが取れにくいだけではなく、汚れを広げてしまうからです。
また、痒がって目の周囲をひっかいたり、眼球をさわって傷つけてしまうことがあるので、爪は丸く短く切っておきましょう。

〈耳だれ〉
鼓膜の奥が炎症を起こす急性中耳炎、耳の入り口付近に炎症が起きる外耳道炎などが、赤ちゃんに多い耳の病気です。
しょっちゅう耳にさわったり、いつもと比べて機嫌が悪いようなら、トラブルのサインと見てよいでしょう。
耳たぶや耳のまわりが赤く、ジュクジュクしていたり、呼んでも振り向かないなどの症状があれば、かかりつけの医師に診てもらってくださいね。

ケアの方法は、まずはガーゼでこまめに耳だれを拭き取ります。
綿棒をあてても構いませんが、奥まで入らない大きさのものを使ってください。
また、耳を痛がっているようなら、水でしぼったタオルやガーゼを耳の下にあてて冷やしてあげましょう。
ただし、保冷剤は冷えすぎたり、中身が飛び出す危険もあるので、できれば使わないほうが安心ですね。

◎肌トラブルのケアは清潔と保湿が基本

肌トラブルの原因はさまざまですが、ケアの基本は清潔と保湿
汗や汚れを落とし、肌を清潔に保つことが大切です。
ただし、痒みがあるときは、お湯の温度は低めに。
熱いと痒みが強くなることがあるからです。
また、体を洗うとき、拭くときは、ゴシゴシこすらないように注意してください。
やわらかいタオルで、肌に水分が残らないようそっと押さえるようにするといいですね。
また、デリケートな赤ちゃんの肌にふれる肌着や寝具は、吸湿性、通気性がよく、綿100%のものを選びましょう。
首や背中は、とくに汗をかきやすいので、こまめに着替えさせてあげてくださいね。

〈肌カサカサのときの保湿ケア〉
赤ちゃんの肌は、皮膚が薄くてとても乾燥しやすく、一生のうちで、もっとも皮脂量が少ないのですね。
とくに生後2カ月頃から、急に肌の乾燥が進みます。
皮膚が乾燥すると、角質に小さなひび割れができ、皮膚の水分が逃げ出すだけではなく、空気中の有害物質やアレルゲンが侵入してしまいます。
だからこそ、赤ちゃんの肌には保湿がとても大切です。
ベビー用のクリームやワセリンなどで肌のうるおいを保ってあげましょう
母乳やミルク、汗、よだれなど顔は汚れる機会が多いですね。
汚れ予防も兼ねて、保湿剤を塗り、汚れを拭いたあとにも保湿するダブルケアを心がけて。
朝やお風呂上がりなどは、全身に丁寧に保湿剤を塗りましょう。
乾燥する季節や、着替えやオムツ替えのときなど、昼間も1〜2回は塗ってあげてくださいね。

〈発疹が出たときは受診する〉
発疹が出る感染症の原因には、ウイルスと細菌があります。
乳幼児がかかりやすい発疹が出る主な病気には次のようなものがあります。

①ウイルス性の感染症
・水ぼうそう
・風疹
・はしか
・手足口病
・突発性発疹
・りんご病(伝染性紅斑)
②細菌性の感染症
・溶連菌感染症など

病気によって治療法が異なり、中には重症化するものもありますから、トラブルに気づいたら自己診断はせず、受診するようにしてください
予防接種で防げる病気は、早めに接種することも大切ですね。