上手に薬とつきあうために〜正しい飲ませ方・使い方をおさえておけば安心

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赤ちゃんの身体・健康

N9_138751279_XS.jpg赤ちゃんの病気と薬について、心配するママも少なくありませんね。
副作用が気になるということもあると思います。
確かに、使い方や量、使う人の体質などによっては、体によくない影響を与える場合もあります。
でも、だからといって、副作用をむやみに恐れる必要はありません。
医師の指示に従って、正しく使うことで、赤ちゃんが元気になってくれれば、ママも安心ですね。

◎薬と上手につきあうポイント

①薬の名前や効果、使う期間を確認する
症状が消えても、勝手にやめないでください。
中途半端な時期にやめてしまうと、ぶり返したり、耐性菌ができてしまうこともあるので要注意です。
②薬を使う上での注意点を確認する
③別の薬と併用しても大丈夫かどうかを確認する
④他の医院・病院で処方されている薬について医師に伝える
⑤食べ物・飲み物との飲み合わせについても確認しておく
⑥飲めなかったときのことを医師に伝える
⑦残った薬は使いまわさない
原則として残った薬は捨ててください。
⑧かかりつけの薬局を決めておく

◎薬の正しい飲ませ方、使い方のコツ

赤ちゃんに薬を飲ませたり、使ったりするのは大変ですが、慣れてしまえば大丈夫。
薬の種類によって使い方のコツを知っておけば、いざというときに役立ちます。

〈粉薬〉
①容器に1回量を入れ、水を2〜3滴たらして練ります。
耳たぶぐらいのかたさで、ひとかたまりになるまで練ります。
②練った薬を頬の内側や上あごなどに貼り付けます。
③残った薬は苦味が出てくることがあるので、最後にもう一度水を飲ませましょう。
※口の中に塗られるのを嫌がる赤ちゃんもいると思いますので、市販の薬用ゼリーで包み込めば味がしないので、スムーズに飲んでくれます。

〈シロップ〉
飲みやすいように味付けがされています。
薬の成分が沈殿していることがあるので、飲ませる前に軽く振ってください。
容器を平らな場所に置き、目盛りを水平に見て1回量をはかります。
スポイトで吸い上げ、赤ちゃんの口の奥のほうへ流し込んでください。
スポイトの他、計量カップ、哺乳瓶の乳首、スプーン、おちょこなどを利用してもよいでしょう。

〈塗り薬〉
原因や症状によって、目的や効果もさまざまです。
皮膚のトラブルは素人には判断が難しく、以前と同じ症状だからといって安易に以前の薬を使うと、場合によっては症状が悪化することもあるので、要注意です。
使用する前に、必ず医師の診断と指示に従ってください。

塗る前は患部を清潔にすること。
塗る部位、つける量、つけ方は、医師の指示通りに行いましょう。
また、容器には薬の名前を書いておき、常温で日の当たらない場所で保管しましょう。

〈点耳薬〉
細菌感染による中耳炎の場合は、飲み薬による治療が一般的ですが、点耳薬を使うこともあります。

点耳薬は冷蔵庫で保管し、使用する前に手で温めるなどして、常温に戻します。
耳の穴が上になるように、赤ちゃんを横向きに寝かせ、指定量の薬液を落とします。
液が奥まで入るように、しばらく横向きにしておき、耳たぶを後ろ上方に引っ張りながら少しゆすります。

〈座薬〉
薬の成分が直腸から直接吸収されるので、効き目が早くあらわれるのが座薬の特徴です。
解熱剤や抗けいれん薬が座薬として処方されることが多いです。

必要量(半分、または2/3などと指示される)をカットしたら、先端のとがった部分を手で少し温め、丸みをつけてから肛門にすばやく入れます。
ベビーオイルなどですべりをよくしてもいいですね。
指で肛門の中まで押し込むようにすると、すぐに出てくるのを防げます。

〈点眼薬〉
結膜炎や涙目、かゆみなどの症状を抑えたり、軽くするのが目的で処方されます。
変質しやすいものなので、長期保存はしないでくださいね。

まず、赤ちゃんが暴れないように、仰向けに寝かせた赤ちゃんの肩を両足でしっかり押さえて固定します。
点眼薬を手で温め、目を開けてすばやく1滴たらします。
点眼薬があふれたら、ティッシュで軽く押さえて拭きます。
赤ちゃんが泣いているときは、点眼しても涙で流れてしまいます。
泣き止んで、落ち着いたところを見計らって使うといいですよ。