処方してもらった塗り薬、飲み薬の使い方についての疑問にお答えします

  • facebook
  • twitter

赤ちゃんの身体・健康

N10_69916393_XS.jpg病院で処方される塗り薬、飲み薬にはさまざまな種類があります。
薬は処方された量、回数を守って使うのが大原則です
今回は、赤ちゃんに処方されることが多い代表的なものを紹介します。
また、塗り薬や飲み薬についての、ママからの疑問、質問にもお答えしますので、参考にしてくださいね。

◎アトピー性皮膚炎などに効果のあるステロイド系の塗り薬

ステロイド系の塗り薬には、効き目の強さによって5つの段階があります。
赤ちゃんに処方されるのは、「Strong」までの効果が穏やかなものです。

①Strongest
(デルモベート軟膏)
この段階のステロイドの塗り薬は、赤ちゃんには使いません。
②Very Strong
(アンテベート軟膏、アンテベートクリーム、マイザークリーム、他)
これも赤ちゃんには使用しません。
③Strong
(リンデロン-V軟膏、ベトネベートN軟膏、リンデロン-Vクリーム、他)
赤ちゃんに使用する薬では、このレベルが上限です。
ただし、短期使用となりますので、医師の指示に従ってください。
④Mild
(ロコイドクリーム、アルメタ軟膏、キンダベート軟膏、他)
症状が改善したら、より弱いランクに切り替えます。
⑤Weak
(コルテス、オイラックスHなど)
このランクで症状が改善されたら、保湿ケアに切り替えます。

◎非ステロイドの塗り薬

ステロイド成分を含まない塗り薬です。
何種類かの薬が同時に出されることもあるので、薬の名前、使用法はしっかり確認しておきましょう。
薬の説明書もよく読んでくださいね。

①消炎塗り薬
コンベック軟膏、スタデルム軟膏、トパルジック軟膏、他
②痒み止め
オイラックス、レスタミンコーワ
虫刺されなどの痒みを抑える「抗ヒスタミン薬」です。
③抗菌外用薬
フシジンレオ軟膏、アクアチム、バラマイシン、アクロマイシンなど
④抗真菌薬
マイコスポールクリーム、ラミシールクリーム、エンペシドクリーム
赤ちゃんの場合は、カンジダ皮膚炎で処方されることが多いです。
⑤保湿用のスキンケア剤
ヒルドイドソフト、パスタロンソフト、ヒルドイドローションなど
肌が本来もつバリア機能が低下したときに使います。

◎塗り薬についての疑問あれこれ

1)塗り薬は赤ちゃんが舐めても大丈夫?
薄く塗った薬を少し舐めたくらいなら、心配ないでしょう。
ただし、目に入った場合は炎症を起こすことがあるので注意して。

2)赤ちゃんに虫除け薬は使っていい?
赤ちゃん用の成分のやさしいものなら使っても大丈夫です。
大人用は刺激が強いので使わないで。

3)発疹が体の他の部位にもできたけど?
同じ薬を安易に使うのは考えもの。
同じ病気や症状でも、部位によって処方される薬が違うことがあるからです。
同じ症状に見えても違う病気のことがあるので、医師に相談してから使うようにしてください

◎飲み薬の種類や使い方

内服薬には、解熱鎮痛薬、抗ヒスタミン薬、気管支拡張薬、鎮咳薬・去痰薬、抗菌薬、整腸薬などがあります。
座薬では解熱鎮痛薬、抗けいれん薬などが処方されます。

飲み薬やその他の薬についても、使い方、飲ませ方で困ってしまう場面もありますよね。
以下に主な疑問を取り上げてみましたので、参考にしてくださいね。

1)赤ちゃんが嫌がって薬が飲めなかった
赤ちゃんが薬を嫌がる理由の多くは、味が嫌いなこと。
そんなときは、相性のいい飲み物に混ぜてみましょう。
市販の薬用ゼリーやオブラートを利用してもいいですね

2)寝ていても起こして薬を飲ませなければいけない?
「◯時間おき」と指示されている場合は、時間を守って飲ませることが基本です。
「朝晩2回」など、回数の指示だけなら、赤ちゃんが起きたときに飲ませてください。

3)数種類の粉薬は混ぜて飲ませてもいいの?
粉薬は、何種類かを混ぜても成分や効果に問題ないので、混ぜて飲ませても構いません。
もし心配なら、念のため、医師に確認してくださいね。

4)薬を飲ませた容器は消毒が必要?
哺乳瓶を消毒する時期の赤ちゃんに飲ませる場合は、容器も毎回消毒したほうが安心ですね。
離乳食が始まっている赤ちゃんなら、きれいに洗えば大丈夫ですよ。