傷口のケア、脚のしびれ、おしっこのときの痛み...退院後のママにありがちトラブル解決法

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産後の身体ケア

L26_114588747_XS.jpg今回は、退院後のママにありがちなさまざまなトラブルを取り上げ、解決法、対処法をご紹介します。
みなさんにも思い当たることがひとつ、ふたつはあるかも?
ぜひ読んで、参考にしてくださいね。


◎おしっこのとき、下腹部に痛みが...

おしっこをすると下腹部に痛みがある場合、膀胱炎などの炎症の可能性があります。
その際、おしっこの後、おしっこが出るところがキュッと痛くなるのが特徴です

また、膀胱が縮むことで、後ろにある子宮が刺激されて痛みを感じることもあります。
術後3カ月もたっているなら、子宮は元の大きさに戻っているはずなので、もし、痛みが術後から続いているのではなく、急に出てきた場合は他の理由が考えられます。

しばらく様子を見て、痛みが治まれば心配いりませんが、痛みが続くようなときは、病院で診てもらってくださいね。


◎大腿部のしびれや違和感

帝王切開手術後、大腿部にしびれや違和感が残ることは、ときにはあります。
しびれを感じる側の足に、腫れや痛みがなければ、神経性のものが考えられそうですね。
この場合、特別な治療法はないので、しばらく局所を温めたり、マッサージなどで様子を見てみてください

ただし、血管がつまったり、炎症を起こしていることが原因の場合もありますので、心配なら医師に相談したほうがいいでしょう。


◎傷口から糸が出てきた

縫合したときの糸が傷口から出てきたときはどうしたらよいでしょうか。
溶ける糸だから大丈夫と医師にいわれても、下着にひっかかって痛むこともありますよね。

縫い方にもよりますが、傷口から糸が出てくることはたまにあることです。
すでに傷口はふさがっているので、うっとうしければ、出ている糸を自分で切っても問題ありません


◎傷痕にあてたガーゼやテープで皮膚がかぶれた

傷口の表面は2〜3日で閉じますから、表面が乾いていれば、傷口からバイ菌が入って感染するということはありません。
ガーゼは傷口に衣服などが直接触れることによる痛みを防ぐものなので、ガーゼははがしても大丈夫です。

また医療用テープでかぶれて、皮膚が水ぶくれのようになってしまう人もいますね。
この場合は、テープをかえてみましょう。
傷口はふさがっているので、医療用のテープでなくても問題ありません。
色つきのビニールテープなどはかぶれることが少ないので、自分に合ったものを見つけてくださいね。


◎傷痕がケロイド状になってしまった

傷痕がケロイド状になるのは、体質も関係しています。
残念ながら、ケロイドは薬や軟膏などで消えることはありませんが、形成外科でケロイド部分を切り取る処置を受けることができます
もし次の妊娠を考えている場合、次回も帝王切開となることが多いので、そのときに瘢痕を切除します。

一般的に産婦人科では、形成外科ほど細かなケアを行うわけではないので、ケロイドを切り取っても、また同じように腫れてくる可能性も。
その際は、ケロイドについて心配しているということをあらかじめ主治医に相談しておくといいですね。


◎産後、生理が長くなった

帝王切開で出産して約1年後に生理が再開したという先輩ママの体験です。
再開後、生理期間がとても長くなったそうです。
量はそれほどでもないけれど、ダラダラと2週間ほど続いたそうですが、これは帝王切開では普通のことなのでしょうか。

生理がダラダラと続くことと帝王切開は直接関係がありません。
2週間ほど続いたとしても、量が多くなく、出血が止まるのであれば、しばらく様子を見てみましょう。
通常は徐々に改善していきますよ。

ただし、出血が止まらなくなったり、量が増えたり、出血が不快な場合は、病院に相談してください
通常は筋腫などの異常があるわけではなく、機能性出血といい、ホルモンバランスが崩れていることが原因なので、治療にはホルモン剤を使います。
この場合、ホルモン剤の使用により母乳の出が悪くなることもあるので、受診する際には授乳の状況も必ず伝えるようにしてくださいね。