赤ちゃんの検査・入院〜いざというとき落ち着いて対処するために知っておきたい基礎知識

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赤ちゃんの身体・健康

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新米ママやパパにとって、赤ちゃんの検査や入院はとても不安なもの。
小さな体でいろいろな検査をされるのかと考えると、かわいそうという気持ちが先に立ち、オロオロしてしまいそうですね。
でも、いつ、どんなことが起こるかわからないからこそ、いざというときにも落ち着いて対応することが大切です。

◎検査〜目的と方法と注意点を必ず確認しましょう

医師の診断により検査が必要となったとき、どうしても不安になってしまうものですが、赤ちゃんや子どもの体への負担は最小限になるよう考慮しているので安心してください。
ただ、もし検査することになったら、「なぜその検査が必要なのか」「どのような検査なのか」「検査についての注意点」を必ず、医師に確認しましょう
わからないことがあれば、納得できるまで聞いておくことも忘れないようにしてくださいね。

病院で行われる主な検査には、次のようなものがあります。

尿検査
風邪、尿路感染症、腎臓病、先天性の糖尿病など、尿にはさまざまな情報が入っています。
赤ちゃんの採尿は、乳児用の採尿パックを使用します。

血液検査
熱が下がらないとき、アレルギーの程度やアレルゲンを調べるときに行います。
赤ちゃんの腕は採血しにくいので、専用の注射器で手や足の甲から血をとることもあります。

X線検査
X線という放射線を照射し、体の中を調べます。
肺、心臓の炎症や肥大、骨折、脱臼なども確認できます。
検査での1回の被ばく量は微量ですので、心配はいりません
検査は短時間ですみますが、赤ちゃん専用の台が用意されている病院もあります。

CTスキャン
こちらも、微量の放射線を照射して調べます。
CTスキャンは、立体的に体の中を調べることができます。
乳幼児の場合、転落して頭部を打つ心配があるので、念のため麻酔で眠らせてから行う病院もあります。

脳波検査
てんかんの診断、てんかん発作の型の見極めに、必ず行う検査です。
電極を頭につけ、起きているときと寝ているとき、1時間ずつ行います。
痛みはありませんが、違和感や恐怖で泣いてしまう赤ちゃんもいるかもしれませんので、ママやパパがそばにいてあげてくださいね。

心電図
心臓の病気が疑われるときに行う検査です。
短時間の検査ですが、興奮していると正しく測定できないので、落ち着いた状態で行います。

皮膚テスト
どのような物質にアレルギー反応を起こすのか、皮膚に刺激を与えて、原因物質を特定するために行います。
もっとも一般的なのは、ごく微細な傷をつけた皮膚にアレルギーの原因物質のエキスをつけて反応を見る、プリックテストやスクラッチテストです。

◎入院中に心がけたいこと

赤ちゃんの病気は急に症状が進行し、入院になることも珍しくありません。
とくに月齢の低い赤ちゃんは、危険な病気の可能性がないかどうかを確認するため、熱が出たその日に入院になることもあります

もし入院となったときは、病状や治療内容を確認し、入院が必要であることを理解することが大切です。
少しでもわからないことがあればそのままにせず、きちんと説明を受け納得して入院に臨むようにしましょう。

〈入院中に心がけたいこと・ケアのポイント〉

①病院の看護態勢をチェックする
病院によってはつきそいは昼間だけ、面会時間に限るというところもあります。
24時間つきそいOKの病院では、熱をはかるのも、終わった点滴をはずすのも親が行うという場合もあるので、しっかり確認しておきましょう。

②持ち物を確認する
病院によっては持ち物を制限されることもあるので、何を用意すればいいか、担当の看護師に確認しましょう。
入院経験のあるママに聞くと、ベッドシーツの上に敷く大判のバスタオルがあると便利だそうです。

③点滴をするなら紙オムツは多めに用意する
点滴をするとおしっこの回数が多くなるので、普段よりも多めの紙オムツを用意しておきましょう。

④母乳を休むときはおっぱいのケアをする
入院中はミルクにするよう指示される病院もあります。
面会時間以外に授乳が必要な場合は、搾乳しておいた母乳を預けておけば看護師が飲ませてくれます。
母乳を休む場合は、あとで出が悪くならないようおっぱいケアも忘れずに