赤ちゃんの月齢別・心配&気がかりなことにお答えします③1歳〜2歳

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赤ちゃんの身体・健康

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1歳のお誕生日を迎え、赤ちゃんから幼児へ。
この1年の成長ぶりは目を見張るものがあります。
おっぱいから離乳食へ変わり、やがて大人と同じものも食べるようになります。
お誕生日前後にはひとりで立ち上がり、歩き出し、行動範囲も広がります。
一方で、怪我などのトラブルもママにとっては心配のたねですね。
健診で指摘されたことも気になりますが、不安や疑問は早めに解消しておきたいものです。

〈Q1〉
1歳すぎてもおっぱいが大好き、栄養不足になりませんか?
〈A2〉
母乳の栄養だけでは、成長をまかないきれない時期になりました。
1歳をすぎてもおっぱいがメインだと、鉄分不足に陥りがち
まぶたの裏や爪が白っぽくなっているようなら、鉄欠乏性貧血を起こしているかもしれません。
体重が増えていない、1歳で7kgに満たない、あるいは母子健康手帳の体重・身長の基準値から大きくはずれている場合は、早めに医師に相談しましょう。
体重が標準で貧血もないならしばらく母乳を続け、気が向いたら食べるというやり方でよいので、1日3回の離乳食は根気よく続けてください

〈Q2〉
1歳すぎても歩かないのは、どこかに異常があるのでしょうか?
〈A2〉
歩き出す時期も、早い子は10カ月頃、遅い子だと1歳半頃と個人差があるものです。
体の発達のスピードの違いもありますが、性格によるところも影響している、という見方もあります。
大胆な子は、立ち上がるとすぐに1歩2歩と踏み出しますが、慎重でこわがり屋さんな子は最初の1歩がなかなか出にくいもの。
もしこわがっているようなら、手をつないでゆっくり歩いてみましょう。
伝い歩きができているなら、発達上の問題もありません。

〈Q3〉
頻繁に鼻血を出すので心配です。
〈A3〉
乳幼児は鼻の粘膜が薄く、ちょっとしたことで鼻血が出るものです。
頻繁に出してもあまり心配しなくて大丈夫。
鼻血が出たときは、出血しているほうの小鼻を指で押さえ、顔を下向きにして座らせましょう。
この状態で4〜5分押さえていれば、止まります。
注意が必要なのは、大量に出血したり、処置すれば止まるというパターンを週に何度も繰り返す場合です。
こうしたケースではまれに重大な病気が隠れていることもあるので、小児科か耳鼻科で診てもらいましょう。

〈Q4〉
健診で顔色が悪いといわれてしまいました。
〈A4〉
顔色には、赤ちゃんの体調が現れていることが多いものです。
まぶたの裏や爪が白っぽい場合、鉄欠乏性貧血が疑われます。
この時期は血液や筋肉の量がいちじるしく増えるので、鉄分が足りなくなるからです。
栄養バランスのとれた食事を心がけるとともに、鉄剤が処方されることもあります。
また、顔色の悪さに加え、あざが多い、頻繁に熱を出すといった症状は再生不良性貧血や急性白血病の可能性もあるので、早めに受診してください。

〈Q5〉
よだれが多すぎる気がするのですが、大丈夫ですか?
〈A5〉
個人差がありますが、1歳半ぐらいまでのちょうど歯が生えてくる時期、よだれが増える赤ちゃんが多いものです。
発育、発達の面でとくに心配な症状がなければ、問題ないでしょう。
ただし、食事を嫌がる、食欲が落ちるといった様子があるときは注意して
口内炎ができているせいで、よだれが増えている可能性もあります。
口の中もよく見てあげてくださいね。

〈Q6〉
手をつなぐと、手首の骨がカクンカクン鳴るのですが?
〈A6〉
手首だけではなく、肩関節、肘関節などがポキポキ鳴ったり音がしたりするのは、そう珍しいことではありません。
子どもの関節は未熟で、音が鳴りやすいのです。
痛みや腫れがなければ、成長に伴って音がしなくなりますから心配いりません
手をつないで歩くときは、やわらかい関節を傷めないよう、腕を引っ張ったりひねったりしないように気をつけてあげてくださいね。