冷えは産後ママの大敵!下半身、後頭部、会陰部を温めてスッキリ快調

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産後の身体ケア

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産後ママの体や心の不調の原因のひとつに、「冷え」があります。
とくに暑い季節は、冷房の効かせすぎや冷たいものの食べすぎなどで、知らないうちに体を冷やしてしまっていることが少なくありません。
冷えは産後ママの大敵
今回のテーマは、産後ママの冷え対策です。

◎下半身を温めて血行をよくする

「頭寒足熱」という言葉をご存知かと思います。
頭を温めすぎないようにし、足を温めることで血のめぐりをよくすれば、体調もよくなるということです。

とくに、産前産後は、足首や「三陰交※」と呼ばれるツボのあたりを冷やさないように気をつけて
三陰交は「女三里」ともいわれ、婦人科系の疾患などに効果のある重要なツボです。
足首や手首など「首」の部分は皮膚が薄いため、冷えやすいのですね。
この部分には重要な血管が通っているので、とくに冷やさないようにすることが大切です
※三陰交:内側くるぶしの出っ張った部分に小指を添え、指4本分の上あたり

下半身を冷やさないようにするためには、夏でもしっかり対策しましょう
例えば、妊娠中に履いていたマタニティタイツを履いたり、吸湿性にすぐれたシルクやオーガニックコットンの靴下を重ね履きしたりすると冷え対策に効果的です。
レッグウォーマーやレギンスなどを利用するのもいいでしょう。
ご自身に合った方法を探してみてくださいね。

また、授乳のときの衣服にも気を配って。
服を押し下げて鎖骨周辺を大きく開いたり、下から服をめくってお腹が丸見え、なんていうことはありませんか?
寒い季節や、夏でもエアコンが効いている部屋では、肌を露出していると冷えてしまいます。
胸を見せずに授乳ができる「授乳服」も、冷え対策としておすすめ
下着や腹巻き、5本指ソックスなどを利用して、授乳するときに体を冷やさないように工夫してみるといいですね。

◎湯たんぽを上手に利用する

湯たんぽも、冷え対策におすすめです。
やわらかいゴム製でお湯を入れるタイプや、ジェル状のものを電子レンジで温めるタイプなど、いろいろなものがあるので、使いやすいものを選びましょう。

使い方は、座っているときに、小さな湯たんぽをズボンの中に入れて、仙骨のあたりを温めます
仙骨のまわりは皮膚が薄く、骨盤までの距離が近いので、骨盤や子宮を温める効果があります。

その他、自然素材のぬか、お米、塩を使った天然カイロ「ぬか袋」もおすすめです。
時間のないときは、蒸しタオルで後頭部から首の後ろあたりを温めるだけでも効果があるので、試してみてくださいね。

〈ぬか袋のつくり方〉
①綿か麻の布を二重にして、25cm×35cmの布袋をつくる
②米:ぬか:塩=4:3:1の割合で①の布袋に入れ、口を縫って閉じる
③電子レンジで②を2分ほど温めてできあがり

◎布ナプキンを使ってみる

ちょっと意外かもしれませんが、月経中でなくても、会陰部に布ナプキンを使ってみましょう
膣は体の外と直結している部分なので、ここを温めると直接体内を温めることができます。
大きめの布ナプキンで仙骨の近くまで覆うと、保温効果が高まり、冷えを防いでくれます。

また、産後の悪露にも布ナプキンがおすすめです。
ただし、こまめな洗濯が面倒だったり、毎回布ナプキンを洗うのがストレスになってしまっては本末転倒ですよね。
そんなときは、いらなくなって捨てるような肌着などを切って、使い捨ての布ナプキンをつくってみましょう
肌着はできるだけ吸湿性のいいものを使ってくださいね。
さらに、目を使いすぎたなと思ったときも、布ナプキンで会陰部を保温してみて。
卵巣と子宮と目は影響しあう関係にあるため、会陰部を温めることで、目の疲れをほぐすことにつながります。