離乳食の栄養バランスと基本的な進め方を知っておきましょう

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赤ちゃんの身体・健康

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おっぱいやミルクをあげているときは、あまり栄養のことは考えなくてもよかったけれど、離乳食を始めるとなると、栄養バランスのことも避けては通れませんね。
「何だか大変そう」と思うママもいるかもしれませんが、それほど難しく考えなくても大丈夫。
基本さえ押さえておけば、誰にでもできるので心配しないでくださいね。

◎3つの食品グループの組合わせでOK

一日2回食になってからは、栄養バランスが大事。
ただ、とくに3回食になるカミカミ期以降は栄養の主体が離乳食になり、ママが作る食事が赤ちゃんの成長のための栄養源になりますが、「ちゃんと栄養バランスがとれるかしら?」とプレッシャーに感じることはありませんよ。
基本の考え方は、とてもシンプル。
次の3つの食品グループから、それぞれ1種類以上の食品を組み合わせるだけでOKです。

〈3つの食品グループ〉
①ビタミン・ミネラル源のグループ
野菜、海藻、きのこ類、果物など
このグループは、体の調子を整えてくれる食品群です。
とくにカロテンが豊富な色の濃い緑黄色野菜や、体をつくる大切な栄養素であるカルシウムが豊富な小松菜、ひじきなども積極的に取り入れたい食材です。

②エネルギー源のグループ
ご飯(おかゆ)、パン、めん類、いも類など
このグループは、体を動かす力や体温を生み出すエネルギーのもとになる「糖質」を含み、主食になる食品群です。
油脂もエネルギー源になるのですが、赤ちゃんの体には負担が大きいので、使うときはごく少量にしてください。

③タンパク質源のグループ
筋肉や内蔵など、体をつくり、成長に欠かせない栄養素であるタンパク質を豊富に含む食品群です。
豆腐などの植物性タンパク質と、魚や肉、乳製品、卵などの動物性タンパク質を組み合わせたメニューを工夫しましょう

◎離乳食の進め方の基本ルールはこの3つ

初めて離乳食に挑戦するママにとっては、何からどうやって始めたらいいのか戸惑うこともあるかもしれませんね。
でも、安心してください。
離乳食の始め方、進め方にも基本ルールがありますが、それはたったの3つだけ。
これを覚えておけば、スムーズに離乳を進めていけますよ。

〈離乳食を上手に進める基本ルール〉

その1:赤ちゃんの発達に合わせてゆっくり進める
おっぱいやミルク、果汁など、それまで液体しか体験していない赤ちゃんは、いきなり固形物を食べることはできません。
早くおっぱいを卒業したいからと、焦ってはダメ。
赤ちゃんの舌やあごなど口の動き、消化機能の発達に合わせて、液体に近い状態から始めて、少しずつかたさを増していくことが大切です。

その2:食べる量、かたさは少しずつ増やしていく
消化機能をはじめ、体の全てが未熟な赤ちゃんには、いきなり大人と同じ食事は無理です。
ルール1でも説明しましたが、量やかたさ、大きさは、食べる量やうんちの状態を見ながら、少しずつ進めていくことがポイントです。
目安になる月齢になったからといっていきなり段階を上げるのではなく、赤ちゃんの様子に合わせてあげることが大切
進んだと思ったらまた逆戻りということもよくありますから、気にしなくて大丈夫ですよ。

その3:「個人差」に応じて進めていく
何カ月ではこれ、というような月齢ごとの目安はありますが、それにとらわれすぎないことも大切です。
離乳食のスタートは生後5〜6カ月というように、1カ月以上の差があります。
完了の時期も1歳〜1歳6カ月と、半年の開きがあるのが普通です。
ですから、進み具合は、これらの範囲内であれば多少早くても遅くてもよいのです。
「うちの子は月齢の割に、進み方が遅いのでは?」「よその子に比べてなかなか進まない」などと焦りは禁物。
それぞれの月齢の進め方にあるように、口の動かし方、食べる様子を観察し、機嫌よく食べていれば心配ありません。
あくまでも、赤ちゃんのペースでじっくり進めていくといいですね。