離乳食作りをもっと楽しく②だし&スープの取り方、食材の茹で方のポイント

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赤ちゃんの身体・健康

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離乳食の味付けは「薄味」が基本です。
だからこそ、だしやスープがとても大切
煮物や汁物のベースにしたり、すりつぶした食材をゆるめるなど、さまざまな利用方法があるので覚えておくと便利ですよ。
また、食材をやわらかく茹でることも離乳食では欠かせません
野菜や肉、魚など、主な食材の上手な茹で方のコツもご紹介します。

◎だし、スープの取り方

〈和風だし〉
かつおや昆布の旨味をいかした、基本となるだしの取り方です。
一度覚えてしまえばとても簡単。
大人の料理にも使えるので、毎日の料理がグッとレベルアップすることうけあいです。

①昆布を水につけ火にかける
水2カップに切込みを入れた昆布(10cm角)を15分ほどつけておいた後、火にかけ、煮立つ直前に取り出します。
②かつおぶしを入れる
煮立ったら弱火にしてかつおぶし(10g)入れ、2〜3分静かに煮てかつおぶしの旨味を十分に引き出します。
③こす
かつおぶしが沈んだら、茶こしやペーパータオルなどでこし、冷めたら冷蔵庫に保存します(冷凍保存も可)

〈野菜スープ〉
旨味たっぷりの野菜スープは、冷蔵庫の残り野菜で簡単に作れます。
離乳食の他、水分、ミネラル、ビタミンの補給にも適しているので、体調の悪いときにもおすすめです。

①アクの少ない野菜を用意する
人参、キャベツ、大根、玉ねぎなど、アクが少なく、煮くずれしにくい野菜がいいですね。
薄切り、またはざく切りにして使います。
キャベツの芯も使えるので捨てずに利用して。
②アクをとりながらゆっくり煮る
鍋に野菜がかぶるくらいの水を入れ、中火にかけます。
煮立ったら弱火にし、浮いてくるアクをすくい取りながら、15分ほどゆくり煮ます。
③こして保存する
万能こし器などで野菜をこし、冷めたら冷蔵庫で保存して早めに使い切りましょう
冷凍保存すれば長く持ちますので、1回分ずつ小分けにして保存しても。

◎野菜、肉、魚の上手な茹で方

野菜は、大人には茹ですぎくらいのやわらかくクタクタ茹でが離乳食にはベスト。
根菜類は水から、葉物は煮立ったお湯に入れるのが基本です。

・水から茹でるもの→人参、レンコン、じゃがいもなど
・お湯から茹でるもの→ほうれん草、チンゲン菜、ブロッコリーなど

イモ類や人参など、土の中で育った野菜は水から茹でます。
じゃがいもやさつまいもはアクが出るので、水にさらしてから茹でると美味しくできますよ。

小松菜、ブロッコリー、キャベツなど、土の上で育った野菜は沸騰したお湯で茹でます。
ほうれん草などは、茹でたあと水にさらしてアク抜きをしましょう。

肉や魚を茹でる際は、しっかり加熱することが基本です。
ただし、タンパク質源食品は煮すぎるとかたくなるものも多いので、あまりグラグラと煮立てないことがポイント。
肉、魚は煮立ったお湯に入れて茹でますが、鶏肉やかたまり肉は水から茹で、茹で汁の中で冷ますとしっとりした仕上がりになります。

鶏のささみを茹でる際は、煮立ったら弱火にして20秒、火を止めてそのままフタをして5分ほどおきます。
そのまま冷ますか、あら熱がとれたら取り出します。
こうするとふんわりジューシーになりますよ。
なお、ひき肉はいきなりお湯に入れると固まってしまうので、鍋にひき肉と5倍量の水をいれ、ほぐしてから火にかけてください。
色が変わったら、こし器にとってお湯を切ります。

白身魚は、必ず沸騰したお湯や煮汁に入れましょう。
煮ることで脂分やくさみがとれ、骨や皮も取り除きやすくなります

◎離乳食作りにあると便利な調理グッズ

・キッチンばさみ
包丁代わりに使えて、まな板を汚さずにすむのでおすすめ。
野菜も肉も、茹でたものも食べやすくカットしましょう。

・茶こし
だしなどをこすだけではなく、材料の水切りにも重宝します。
ツナの油切りにも便利ですね。

・ビニールパック、めん棒
乾麺や乾物などを細かく砕いたり、肉を叩いて繊維をこわすなど、下ごしらえの際に役立ちます。

・スライサー、ピーラー
刃を替えるだけで、短冊切り、いちょう切り、千切りなど、離乳食の時期に合わせた大きさ、厚さにできるので1台あると便利です。
また、ピーラーは皮をむくだけではなく、薄切りするときにも便利。
薄いリボン状にしてから茹でれば、火の通りも早く、時間短縮になりますね。