電子レンジを活用すれば、少量の離乳食作りもグッとスピードアップできます

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赤ちゃんの身体・健康

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離乳食が大人の食事と違うところは、1回分の量がとても少ないことです。
毎回鍋でつくるにはあまりにも少ないので、つい面倒だなと思ってしまいがち。
そんなときは電子レンジでの調理がとても便利。
手軽で早い、電子レンジを活用した離乳食作りをご紹介しましょう。

◎電子レンジ調理で覚えておきたい4つの基本

ほとんどの家庭に1台はある電子レンジ。
離乳食作りに利用する際には、基本ルールを覚えておきましょう。

①加熱時間
加熱のしすぎは失敗のもとです。
同じ材料でも、食材や器の温度が変われば、加熱時間が違います。
最初は加熱時間を短めにセットするのがコツ
加熱が足りないようであれば、少しずつ時間を足すとよいでしょう。
分量が倍になったら、加熱時間も倍にするのが原則です。

②加熱中
離乳食は少し加熱しただけでも、かたくなったり口当たりが悪くなることがあるので、加熱の途中で何度か様子を見るようにしましょう
やわらかさを確かめ、かき混ぜたりひっくり返したりすると、均等に加熱することができます。
野菜は竹串などで刺してみて、スッと通れば加熱完了です。
魚や肉は中まで火を通すのが鉄則ですから、加熱したら割って中の色を見ます。
火が完全に通っているか確かめて、白っぽくなっていればOKです。

③水分キープ
電子レンジは、材料が持っている水分を加熱して火を通す仕組みになっています。
蒸す、茹でるといった調理の場合は、ラップやふたで水分を閉じ込めて加熱するのが基本です。
加熱後そのまましばらくおいて蒸らすと、余熱でふっくらとやわらかい仕上がりになります。

④電子レンジ専用の容器
高温に強く電波をよく通す、耐熱ガラスや陶器、磁器などを使いましょう。
金属製品、金の縁どりのあるものなどは使えないので注意して
また、水分を逃がさないためには、ふた付きの容器や耐熱ふたがある器がとても便利です。
煮る場合は、吹きこぼれないように少し余裕のある大きさの器を選ぶといいですね。

◎主な食材別・電子レンジ調理のコツ

離乳食に取り入れることが多い食材を取り上げ、基本ルールやコツをご紹介します。

〈ごはん〉
目安量:大さじ1(約10g)
目安加熱時間:ごはん20gに水大さじ6を加え、煮立ったら約5分、その後5分蒸らします。
モグモグ期はみじん切り、カミカミ期はあらみじん切りに。
吹きこぼれるのでラップはしません

〈うどん〉
目安量:通常のゆでうどん10cm(15本で約30g)
目安加熱時間:ゆでうどん30gに水大さじ2を加え、約1分加熱します。
モグモグ期はみじん切り、カミカミ期は2〜3cmに切ります。
粗熱がとれるまで蒸らすと、ふっくらと仕上がります。

〈じゃがいも〉
目安量:中くらいのじゃがいも1個(100〜120g)
目安加熱時間:じゃがいも(皮付き1個)100gをぬらして約3分、裏返して約1分加熱します。
皮は加熱したあとでむきましょう

〈バナナ〉
目安量:中くらいのバナナ1/2本で約80g
目安加熱時間:皮付きバナナ1/2本で約1分30秒加熱します。
軸の部分は切り落とし、皮のままラップで包み加熱しましょう。
押してやわらかくなっていたら、上の皮をむきスプーンですくい、トロトロにすりつぶしたり、ゆでた野菜とあえてもOK。

〈ブロッコリー〉
目安量:大きめの1房で約20g
目安加熱時間:20gの房に大さじ1の水を加え、約1分加熱します。
ラップかふたをして加熱し、水蒸気を閉じ込めるとやわらかくなります。
粗熱が取れたら手でほぐして使いましょう。

〈トマト〉
目安量:中ぐらいのトマト1/2個で約80g。プチトマト1個で約10g(どちらも皮・種付き)
目安加熱時間:中ぐらいのトマト1/2で約1分、プチトマト1個で10秒弱加熱します。
トマトは横半分に切り、箸などで種を取り除きましょう。
カットした断面を下にして耐熱容器に入れ、ラップをして加熱します。

〈人参〉
目安量:直径4cm、厚さ1.5cmの輪切りで約30g
目安加熱時間:人参30gに大さじ2の水を加え、約2分加熱します。
皮に近い部分にカロテンが多いので、薄く皮をむきましょう
加熱してからすりおろすと、舌ざわりがよくお腹にも優しいです。

〈りんご〉
目安量:中ぐらいのりんご1/8個で約40g(皮、種、芯はとっておく)
目安加熱時間:りんご40gで約2分加熱
時間がたつと変色するので、すぐにラップに包んで加熱しましょう