妊婦はシートベルトなしでもOK?意外と知らないマタニティシートベルトと使い方

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妊娠と生活

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◎妊婦さんはシートベルト免除って本当?それで本当に安全なの?

妊娠すると、車内でのシートベルト着用が免除されるという話をきいたことはありませんか?
近年は後部座席でもシートベルトの着用が義務づけられ、取り締まりも厳しく行われています。
そんな中、実際に妊娠中の女性はシートベルトの着用が免除されるのでしょうか。

シートベルトの着用が免除されたと言われているのは、1970年代までのシートベルトが2点固定式ベルトしかなかった頃のこと。
このタイプのシートベルトは、事故にあった際に子宮破裂を誘発する可能性がありました。
事故による死亡確率と、子宮破裂による妊婦死亡および胎児死亡のリスクから免除となったそうです。

しかし、今は3点固定式が主流ですよね。
いわゆる斜めがけタイプの普通のシートベルトです。
つまり、現在では2点固定式ベルトのような、事故に遭った際のシートベルトによる腹部の圧迫は避けられます。
腹部を圧迫する可能性の低い3点固定式のシートベルトであれば、着用する方がメリットは大きいといえるでしょう。

道路交通法第71条の3では、「自動車の運転者は、座席ベルトを装着しないで自動車を運転してはならない。また、自動車の運転者は、座席ベルトを装着しない者を乗車させて自動車を運転してはならない。」とさだめられています。
警察庁のホームぺージには、妊娠中のシートベルトの着用に関して、「シートベルトを正しく着用することにより、交通事故の被害から母体や胎児を守ることができます。ただし、健康保持上、シートベルトの着用が適当かどうかを医師に確認しましょう。」と記載されています。

要は、妊娠経過が順調であれば、シートベルトを着用する方がよいということです。
シートベルトを着用していない状態で事故にあうと、車外に放出されたり、フロントガラスや本来身体を守るために備えられているエアバッグに身体を打ち付けたりするなど、母体・胎児共に大変危険です。
切迫流産や切迫早産、妊娠中の出血など、後部座席に横になるほどの状態だと話は別ですが、医師から経過が順調だと言われている方はシートベルトを着用してくださいね。

◎他の国では妊娠中のシートベルト着用を義務付けている

日本では妊娠中のシートベルト着用の免除も認められることがあるかもしれませんが、3点固定式のシートベルトが主流の今、他国では妊娠中もシートベルト着用が義務付けているところが多いそうです。
免除が認められているとはいえ、警察庁も、日本産科婦人科学会も「シートベルトが腹部を横断しないように着用すれば母体と胎児への交通事故時の障害を軽減できる」と、シートベルトの着用をすすめています。

◎妊娠中のシートベルト、どうつけたらいい?おすすめのマタニティシートベルトは?

妊娠中のシートベルト着用は免除されているとはいえ、着用した方がいいということがわかってきました。
しかし、大きなお腹をシートベルトで締めるのは苦しいし、本当に安全か疑いたくなりますよね。
まずは、妊娠中の正しいシートベルトの着用方法を確認してみましょう。

・腰ベルト、肩ベルト共に着用する。
・肩ベルトは首にかからないようにする。
・肩ベルトは胸の間を通し、腹部の側面に通す。
・腰ベルトは腹部のふくらみを避け、腰骨のできるだけ低い位置を通す。

現在主流である3点固定式のシートベルトであれば、このように着用すると良いそうです。
大きくなったお腹に直接ベルトがかからないようにします。

妊娠していない成人の体にとっても広いとは言えない車の中ですから、大きなお腹を抱えて乗車し、さらにシートベルトを着用となると外出も億劫になりそうですね。
そんな時活躍してくれる優れものが、マタニティシートベルトです。
耳にしたことがある方は少ないかもしれませんが、マタニティシートベルトとはお腹を締めつけずにしっかりとシートベルトを着用することができる補助具。
車の座席に固定して使用します。
車への装着も、使い方も簡単で、お腹の大きなママさんでも簡単に設置・着用することが可能です。
お腹を圧迫せずに安心してシートベルトを装着できるので、おすすめですよ。

◎まとめ

妊娠中はシートベルトの着用が免除されることもありますが、シートベルトそもそもの役割は、事故に遭ったときに身体が車外に放り出されるのを防いだり、フロントガラスやダッシュボードへの衝突を防いだりすることです。
自分自身が気を付けていても、車外に放り出されるような大事故に巻き込まれたときに、自身で身を守ることはできません。
まして、お腹に赤ちゃんがいるため、1人で2つの命をかかえているのです。
正しい方法でシートベルトを着用したり、マタニティー用のシートベルトを活用したり、できる限りのことをしてしっかりと大切な命を守っていきたいですね。

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