第15回:マタニティウェア・下着選びの条件

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助産師が答える妊婦Q&A

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Q.妊娠7ヶ月に入り、大分お腹が大きくなってきましたし、胸も大きくなってきました。今までは、手持ちの衣類でなるべく楽なものを選んで着ていたのですが、そろそろ妊婦用の衣類に変えようと思っています。どんな下着や洋服を選ぶと良いでしょうか?


A.最近は、マタニティウェアにできそうなゆったりした流行の服もあり、着やすさや動きやすさ、大きくなった胸部・腹部の大きさなどを考えて選べば、下着以外は、マタニティ専用を買わなければいけないというわけではありません。また、手持ちの衣類と組み合わせのきくものを選び、産後も着られるものであれば経済的でもありますね。

妊婦であることが分かるような服装を嫌う方もありますが、乗り物の中などでは、はっきりとわかるほうが、周囲の人がいたわりの気持ちをもって接してもらえるという利点はあります。  
衣類の選択で気をつける点がいくつかありますので、お伝えしましょう。

<マタニティウェアの条件>
 1. 胸部・腹部を締め付けないで、大きさの変化に対応できる伸縮性のあるもの。
 2. 脱ぎ着が楽。(お腹が大きくなってくると、着替えも大変になってくる。)
 3. 下着や夏物衣類は吸湿性があり、蒸れない、肌ざわりの優しい素材。
 4.保温性があるもの。(冷えは妊婦の大敵です。)
 5.軽いもの。(乳房の増大での肩こりや、腹部増大により腰部痛などが起こることもあり、軽いものの方が負担が少ない。)

<おすすめのマタニティウェア>
ウエストがゴムや紐で調節できるスカートやパンツ、腹部・腰部のたっぷりしたジャンパースカートやワンピース。スパッツなども組み合わせる。胸が大きくなってくるので、妊娠前のブラウスや上着などを使用する場合は、前をオープンにして中に大きめのサイズで伸縮性のある素材のTシャツやキャミソールを組み合わせるとよい。

<アンダーウエアー>
◆ショーツ
お腹は前に突き出るように大きくなっていきますが、ヒップは大きなサイズ変化はません。マタニティ用は股上が深く、お腹をすっぽり包み込んで、ゴムでお腹を圧迫しないようにできていますのでマタニティ用がいいでしょう。
お腹を冷やさないことは大事なので、その意味でもお腹をすっぽり包むショーツがいいです。おりものの変化がわかるように、クロッチは白いもので、素材は吸湿性、通気性のあるものを。

◆ブラジャー・ハーフトップ
母乳の準備のため乳腺が発達してきます。特に乳房の下半分から脇へ大きくなります。そこで、マタニティ用は乳腺の発達を妨げないように、脇へ向かって大きくバストを包み込むようなカッティングとなっていますし、大きさも調節ができるものがありますので、マタニティ用を使用するのが良いでしょう。妊娠前のサイズよりアンダーバストは1サイズ上、カップは1~2カップ大きくなることが多いのですが、試着をして購入すると良いでしょう。乳腺を圧迫しないよう伸縮性があり、デリケートになりやすい肌にやさしい素材のもので肩ひもが幅広いものを選びましょう。ブラジャーとハーフトップは好みで、着け心地の良いものを選んで着ければよいでしょう。 

◆タイツ・ストッキング・スパッツ
一般のLやLLサイズを利用するよりも、できたらマタニティ用の腹部部分の深いものがお腹を圧迫しないので良いでしょう。

◆ソックス
足首を締め付けないで、足首より上まであるものが、むくみの予防や保温に良いでしょう。

*ヨガ・ビクスや運動をおこなうときの服装
・腹帯は外すほうがよいでしょう。
・ブラジャーは外すか、ハーフトップのような楽なものが良いでしょう。
・上着:吸湿性のあるゆったりしたもの。
・パンツ:ウエストがひもやゴムで調節のできる、ゆったりしたスウェットパンツのようなもので吸湿性のあるもの。
・靴下:汗を吸う綿素材がよいでしょう。

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