妊娠週数に対して赤ちゃんが大きい、小さい〜その原因と影響、気をつけたいこと

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妊娠と身体・健康

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お腹の赤ちゃんが順調に成長しているかどうかは、すべてのママの関心事ですよね。
大きいか、小さいかを知るには、妊娠週数を正しく知る必要があります。
最終月経開始日から計算した妊娠週数は、ほとんどの場合あまり正しいとはいえません。
そこで、赤ちゃんのサイズの個体差があまりない、妊娠の初期(10週前後)に、超音波検査で頭臀長(頭からお尻までの長さ)を測り、その時点での妊娠週数を推定します。
それが、出産までの赤ちゃんの発育診断をしていく上での基本となるわけですね。

◎大きめでも難産になるとは限らない

妊婦検診で、大きめですね、小さめですねといわれて心配するママもいるようですが、ほとんどの場合、個人差の範囲内でのことなので心配はいりません。
とはいえ、発育上心配ない個人差であっても、赤ちゃんが大きいか小さいかは気になるものですよね。
出産予定日が近くなり、赤ちゃんが大きめだといわれると、難産になるのではないかと不安になることもあるでしょう。
でも、週数に見合った範囲で大きめであれば、それほど心配しなくても大丈夫ですよ。
お産で問題になるのは、身体の大きさより、頭の横幅なんですね。
頭がママの骨盤を通り抜けられるサイズであれば、お産には支障はないといっていいでしょう。
ただし、週数のわりに大きくなりすぎると、難産になる可能性もあるので、やはり大きめの範囲にとどめておきたいですね。

◎赤ちゃんが大きすぎる原因と影響、大きくなりすぎないための対策

赤ちゃんが大きくなりすぎる原因の代表的なものは、ママが糖尿病である場合です。
糖尿病は、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが不足したり、働きが悪くなる病気です。
ママの血糖値が高い状態が続くと、過剰な糖が胎盤を通して赤ちゃんに運ばれ、「食べすぎ」の状態になってしまうのですね。
さらに赤ちゃんは、自分でインスリンを多く出して、血糖値を下げようとするのですが、インスリンには身体の細胞を大きくする作用があり、それも大きくなりすぎる原因になっているのです。

ママの糖尿病が原因で大きくなりすぎた赤ちゃんは、お腹の中で大量にインスリンを分泌していますが、生まれた途端、胎盤から過剰な糖が送られてくる状態がストップするので、一気に低血糖となり、脳がダメージを受けることもあります。

もし、妊婦さんが糖尿病と診断された場合は、食事のメニューに気をつけることが重要になってきます。
カロリーを制限する食事療法と運動療法を行い、それでも改善されないときは、インスリン注射によって血糖値をコントロールします。
妊娠糖尿病の原因は、太りすぎだけではありませんが、体重を適度な増加にコントロールすることで、確実にリスクを減らすことができますから、主治医の指導のもとで、太りすぎを防ぐように努力してくださいね。

◎赤ちゃんが小さすぎる原因と大きくなれないのを防ぐ対策

赤ちゃんの成長を邪魔する原因は、胎盤の血流が悪くなることです。
必要な酸素や栄養が届かず、胎内環境が悪化していることが考えられます。
赤ちゃんは栄養不足で大きくなれないだけでなく、酸素が足りずに苦しくなってしまうのです。

胎盤の血流を悪くすることでわかっているのは、喫煙です。
タバコに含まれるニコチンの影響で血管が収縮し、胎盤の血流にも影響が出てしまうからです。
タバコは、ママだけではなく、そばにいる人にもやめてもらいたいものですが、副流煙をママに吸わせないために、せめてママのそばで吸うのは控えてもらうといいですね。
また、疲れをためず、安静にする時間をとりながら、一方では適度な運動で全身の血行をよくするようにしましょう。
基本的なことになりますが、妊婦さんの食事のメニューは、3食栄養バランスのよいものを規則ただしくとること。
塩分を控えめにし、食べすぎないこと。
そして、定期的な妊婦検診を欠かさないことが大切ですね。

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