帝王切開後はどんなふうにすごすの?〜退院までのママと赤ちゃんのスケジュール

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産後の身体ケア

L19_86211268_XS.jpg20年位前は、帝王切開を受けた人は約2週間も入院するのが普通でした。
「え?そんなに?」と驚くママも少なくないでしょう。
昔は、シャワーでさえ、1週間はできなかったので、看護スタッフや助産婦さんに洗髪してもらったりしていました。
1週間もシャワーを浴びられないというだけでも不快なのに、手術後の体温上昇(一時的に37.5度まで上がる)、反応熱、そして不慣れな授乳などで汗をかきやすくなりますから、夏に帝王切開で出産したママは、大変な思いをしていたんですね。

でも、最近は手術後の鎮痛対策が行われるようになったこともあり、翌日には歩いたり、赤ちゃんのお世話もできるようになりました。
シャワーも早くから浴びることができるようになりました。
手術後のケアがかなりシンプルになったことで、入院期間も短くなり、大体8日前後で退院という流れが一般的になっています

そこで今回は、手術から退院までに、どのようにすごすのか、大まかな流れを追ってみたいと思います。

◎当日(帝王切開した日)

ベッドの上で看護スタッフのサポートにより、2時間ごとに体位を交換します。
導尿の管が入っているので、トイレにはまだ行きません。
また、許可があるまでは水を飲むこともできないので、唇や喉が乾くことも。
リップクリームを塗ったり、うがいをすると少し楽になるでしょう。

◎手術後1日目

翌日から食事がスタート。
導尿のための管が抜け、トイレにも歩いて行けますが、最初は必ず看護スタッフが付き添ってくれます。
ママと赤ちゃんの経過に問題なければ、看護スタッフに手伝ってもらいながら、ベッドの上で授乳を始めます
ママ自身が楽な姿勢で、短時間で無理のない範囲で行いましょう。
もし、乳管がまだ開通していなかったり、数が少ないときは、乳頭マッサージをします。

また、膀胱に尿がたまっていると子宮の戻りが悪くなったり、傷に痛みを感じたりするので、3〜4時間ごとにトイレに行くようにしてください。

◎手術後2日目

母児同室ができるようになると、「自立授乳」(赤ちゃんが欲しがるときに飲ませる)を始めます。
また、赤ちゃんの体温を測る、おむつを替える、排泄の回数を表に記入するなど、赤ちゃんのお世話が本格的に始まるのもこの日からですね。

赤ちゃんが新生児室にいて、ママが授乳する方式では、ほぼ3時間おきに授乳に行くことになります。

◎手術後3日目〜4日目

普通(経膣)分娩のママとほぼ同じ生活になります。
もちろん、まだまだ動きはゆっくりと、無理をしないでくださいね。

乳房が張って、母乳の分泌が増えてきます
体調がよければシャワーを浴びてもOKです。
この時期、乳頭や乳房のトラブルが起こりやすくなりますから、気になることがあれば、助産婦さんなどに聞いて、適切なアドバイスをもらい、早めに対応することが大切です。

◎手術後5日目

5日目になると、退院前の保健指導が行われます。
座位姿勢が多くなるので、下肢にむくみが出ることもあるので、弾性ストッキングなどを利用するといいですね。
また、初産のママも授乳に慣れてきて、母乳分泌が順調ならば、母乳だけで大丈夫になるでしょう。

◎手術後6日目〜7日目

縫い方によっては不要ですが、この時期に抜糸があります
早い病院では、抜糸後に異常がなければ、その日に退院することもできます。

退院診察は、担当医師と直接話せるよい機会です。
自分の体のことや赤ちゃんのこと、次の妊娠や出産のことなど、不安や疑問があれば、遠慮なく質問しましょう。

◎手術後8日目〜9日目

いよいよ退院です!
退院はなるべく午前中に。
退院する際、母子健康手帳が返却され、記載事項の説明があるでしょう。
会計課で入院費用を支払い、出産手当金の請求書、保険の証明書など、事務的な手続きがあります。

退院準備や移動、荷物整理などで、思いのほか疲れているはず。
まずは帰宅したら、無理をせず、ゆっくり休んでくださいね。

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