マタニティブルー、産後うつ病...退院後のママの心のトラブルと対処法

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産後の身体ケア

L25_130602258_XS.jpg無事退院して、育児をスタートしたママは、初めての経験を通じて、喜びを感じたり、不安になったり。
心の変化に戸惑うこともあるかもしれませんね。

赤ちゃんの可愛らしいしぐさや表情に癒やされたり、笑ったり、愛しい家族が増えたことでやる気が溢れ、日々、とても充実していますね。

ところが一方では、漠然とした不安に襲われたり、涙もろくなったり、小さなことが気になって、パパと喧嘩になってしまったり、なんていうことはありませんか。

こうしたことは、帝王切開後だけではなく、産後間もないママに起こりがちなことです。
自分だけがおかしいのかなと思わないでくださいね。

そこで今回は、産後のママに見られる心のトラブルについてお話します。


◎マタニティブルー症候群

ささいなことで憂うつになったり、不安を感じたり、涙もろくなったり。
こうした一過性の情緒不安定な状態をマタニティブルー症候群と呼んでいます。
個人差はありますが、出産後2〜3日から、7〜10日以内に見られることが多いようです。
気分的な落ち込みに、頭痛、疲労感、食欲不振などの体調不良を伴うこともあります

なぜこのような状態になるのでしょうか。

その原因は明らかになっていませんが、産後の急激なホルモンバランスの変化や、心理社会的要因が影響しているといわれています。

帝王切開を受けたママの中に、「帝王切開だったから、うまく赤ちゃんの世話ができないのかしら?」と悩む人もいるようですが、これは間違った思い込みです。
マタニティブルー症候群は、誰にでも起こりうることで、日本人女性では、10〜30%前後の発症率です。
帝王切開で産んだことによる複雑な思い、傷の痛みなど体の辛さが、悪影響を与えているのかもしれませんね。

マタニティブルー症候群には、とくに治療は必要ありません
大体、2週間以内に解消されるからです。

もしマタニティブルー症候群に陥ったと思われるときは、まず十分に休息をとりましょう。
そして、なんでもひとりで完璧にやろうとしないで、身近な人に悩みや心配ごとを聞いてもらうようにしましょう。
やがて育児にも自信がつき、気持ちも落ち着いてくるはずですよ。

ただし、マタニティブルー症候群の約5%が、産後うつ病に移行するともいわれていますので、症状が長引くようなときは、医療スタッフに相談してみてくださいね。


◎産後うつ病

産後うつ病の主な原因として、ホルモンバランスの大きな変化、出産・育児による生活の変化があげられます。

10〜15%の頻度で、産後2〜3週間以降に発症することが多く、数カ月〜約1年続くことがありますが、里帰り出産の場合、ママの負担が一気に重くなる自宅に戻った時期も要注意です。

「赤ちゃんがなかなか泣きやまないのは、赤ちゃんに病気があるから」
「私はママとして失格だ、赤ちゃんに申し訳ない」

そんな気持ちにとらわれ、赤ちゃんの健康や母乳に関する心配など、育児に関連した内容が多いのが、産後うつ病の特徴です。
ここで、適切な対策、対処が行われないと、さらに長期間におよぶことがあり、ママにも赤ちゃんにとっても、危険な状態を招きかねません。

産後うつ病は、特別なことではなく、誰にでも起こりうることです。
一般的には、真面目で几帳面、完璧主義な人に多いといわれていますが、出産時の様子や家族環境にも影響を受けることもあります。

産後うつ病は、徐々に悪くなるケースがほとんどなので、早い段階でカウンセリングを受けるなど、適切なサポートで改善できるものです。
出産施設での産後1カ月健診や自治体などでは、ママたちのSOSサインをできるだけ早く見つけようと努めています。
自治体でも、保健師や助産師が産後のお宅を訪問し、赤ちゃんやママの様子を確認したり、相談に乗ってくれますので、早めに相談してくださいね。

予防のためには、気分転換や運動も効果的
赤ちゃんと一緒に参加できる産後エクササイズ、ヨガなども充実しています。
体がほぐれると心も楽になるもの。
他のママと情報交換したり、赤ちゃんと楽しくコミュニケーションをとりながら、育児のストレスを発散しましょう。

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