アロマセラピーってどんなもの?香りがもたらす自然療法

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M1_133467267_XS.jpgアロマセラピー(フランス語ではアロマテラピー)という言葉、よく耳にするのではないでしょうか。
アロマセラピーは、薬ではなく、植物の芳香物質を使った自然療法のこと。
暮らしの中に、好きな香りを取り入れている人も多いことでしょう。
バスタイムでは、リラックスできる香りのバスソルトを使ったり、枕にラベンダーの香り袋を入れたり。
香りという目に見えないものが、体調や精神的な面で意外な効果を発揮してくれるんですね。

◎植物の香りを健康や美容に役立てる自然療法

好きな香りを嗅ぐと、心が落ち着いたり、ホッとした気分になったり、リラックスできたり、そんな経験、ありませんか?

植物がもっている香りには、神秘的なパワーがあり、その源でもある植物の香りのエッセンスを使って、健康や美容に役立てる自然療法
それがアロマセラピーです。
アロマセラピーの歴史は古く、3000年以上前から中国やインドなどで取り入れられてきました。
日本では、1985年にアロマセラピーに関する本が翻訳・出版されたのをきっかけに、広く知られるようになりました。

◎アロマセラピーが心と体によい理由

アロマセラピーが心や体に効く理由、それは精油(エッセンシャルオイル)に含まれる成分に秘密があります。

精油は芳香植物(ハーブ)から抽出される、香りの高い揮発性の物質。
それらには、数十から数百にも及ぶさまざまな芳香成分が含まれています。
こうした成分が体に入ると、薬効成分となって心や体によい効果をもたらしてくれるのです。

たとえば、よく知られているラベンダーには、酢酸リナリルという成分が含まれていますが、これは神経系を鎮静させる生理活性物質(セロトニン)を分泌させる働きをもっています。
夜、寝る前にラベンダーの精油を枕に落とし、その香りを嗅ぐことで、リラックスでき、穏やかな眠りを誘うのも、その効果のひとつですね。

◎芳香成分を体に取り入れる方法

植物の芳香成分を体内に取り入れるためには、ふたつの経路があります。

ひとつは「鼻から吸入して脳神経に働きかける」経路です。
鼻の入り口から鼻の奥に入った芳香成分は、さらに内側奥にある嗅上皮に取り込まれます。
嗅上皮からは2000万ほどの嗅毛が伸びていますが、これが受容器の役割を果たし、粘液に溶け込んだ芳香成分を認知します。
さらに電気化学的信号に置き換えられ、脳の一部である大脳辺縁系に向かいます。
大脳辺縁系というのは、喜怒哀楽といった感情表現に深く関わっている領域ですね。
次に、記憶に関わる領域である海馬、自律神経や内分泌系、免疫系の恒常性維持機構をつかさどる領域である視床下部へと伝達され、神経化学物質の放出が起きます。

もうひとつの経路は、皮膚や肺などから血液中に入り、内臓をめぐって体内の臓器に直接働きかけるというもの。
精油を使ったオイルマッサージや、精油を使ったクリームでのお肌のお手入れなどが、この経路を利用するアロマセラピーの方法です。

◎マタニティママと赤ちゃんとアロマセラピー

アロマセラピーに使われる精油(エッセンスオイル)やハーブは、使い方によって、ときにはやさしく、ときには強く心や体に影響を与えます。
とくに精油は、選び方や使い方によっては、薬に代わって、有効に使うこともできますが、悪い影響を及ぼす場合もあります。
中には、妊娠中や乳幼児には使えない精油もありますから、それぞれの成分や特長をきちんと理解し、確認して使うことが大切です。
自然で体にやさしいアロマセラピーだからこそ、安全に、より効果的に取り入れたいものですね。

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