熱の高さ=重病とは限らない?赤ちゃんの発熱にはあわてず、落ち着いて対処して

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赤ちゃんの身体・健康

N3_75790966_XS.jpg赤ちゃんはもともと体温が高めなのですが、それでもいざ発熱となるとあわててしまうものですよね。
とくに一人目を出産したばかりの新米ママは、経験がないので、オロオロしてしまうなんていうことも。
まず、覚えておいてほしいのは、赤ちゃんの発熱は必ずしも重大な病気とは限らないということ。
冷静に、状況を判断して対応することが大切です。

◎熱は無理に下げようとしないで

体内にウイルスや細菌などが侵入すると、脳からは「発熱物質をつくりなさい」という指令が出ます。
体温が上がれば、ウイルスや細菌が増殖する力が弱まるからです。
つまり、発熱は病原体から体を守るためのものなのですね。

ですから、むやみに熱を下げようとせずに、赤ちゃんが病原体と闘えるように、できるだけ快適にすごせるよう、環境を整えてあげることを心かげてください。
まずは、水分をしっかりとらせて、できるだけ安静にすごせるようにしてあげてくださいね。

生後まもない赤ちゃんは、お腹にいるときにママからもらった免疫で病原体から身を守っているもの。
自力で免疫をつくれるようになるのは、大体生後6カ月からです。
その頃から、ママからもらった免疫が減り始めるので、初めての発熱は生後6カ月〜1歳にかけてが多いのです。

◎熱が出てもあわてないための3つの心得

熱のメカニズムはわかっていても、実際、赤ちゃんが高熱を出したりすると、ついあわててしまいますよね。
でも、3つの心得を知っておけば、冷静に対応できるはずですので、ぜひ覚えておいてくださいね。

①熱の高さ=重病ではない
赤ちゃんが熱を出すととにかく心配で、早く病院へ行かなくちゃと焦ってしまうママも多いでしょう。
でも、38度台の発熱でも、機嫌よくすごしている赤ちゃんも決して珍しくありません。
高熱だからといって、必ずしも重い病気というわけではないのです。

ママが気をつけてほしいのは、熱の高さよりも、機嫌が悪くないかどうか、咳や嘔吐など熱以外の症状がないかどうかです。
もし、こうした症状があるときには、早めに受診するようにしましょう。

②熱が脳にダメージを与えることはない
高熱を出すと、脳にダメージを与えるのではないかと心配するママもいるかもしれませんが、39度、40度の高熱が続いたとしても、熱そのものが脳のダメージを与えるということはありません
ですから、無理に熱を下げようとしなくても大丈夫ですよ。

髄膜炎や脳炎などで脳障害が起こることがありますが、これは熱のせいではなく、ウイルスや細菌などの病原体が脳に入り込むことが原因です。
病気の重さは熱の高さより、原因となる病原菌が重要な要因となります。

③解熱剤はむやみに使わない
熱が高くても、食欲があり、睡眠もとれているようなら解熱剤は必要ないでしょう。
もし、熱が38.5度以上で、ぐったりしていて水分もとれないような状態でしたら、解熱剤を使います。
病原菌との闘いをひと休みする意味で、一時的に1度くらい下げるのは効果があるので、様子を見ながら使うようにしてください。

◎受診する前にチェックしておきたいこと

赤ちゃんの状態によって、受診が必要になることもありますが、よりスムーズに受診できるよう、以下の項目をチェックしておきましょう。

・発熱はいつから始まったか
・発熱した時間帯(朝・昼・夜)
・現在の熱は何度か
・上がり続けている、朝方には下がるなど発熱の経過
・赤ちゃんの機嫌はどうか
・食欲はあるか
・水分や睡眠などが十分とれているか
・今までにかかったことがある感染症など
・これまで受けた予防接種
・感染症の患者と接触した可能性があるかどうか(保育園など)

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